適性検査受検の注意点

 企業の採用活動にて使用される適性検査。
受験スタイルにはいくつか種類があるが、テストセンターと呼ばれる会場に出向いて受験する「テストセンター方式」が最もメジャーなのではないだろうか。
就活生は少なくとも一回はテストセンターに出向くことになるだろう。以下では、テストセンターでの受験の段取りについて説明したい。

エントリーシート提出後、応募先の企業から適性検査受験についての案内メールが届く。
その指示に従って、予約サイトにアクセスし、都合の良い日時と会場を予約する。時期によっては非常に混雑するので、なるべく早めに予約しておいた方が吉である。
無事予約が終了すると、受験票を含んだメールが送られてくるのでプリントアウトして会場に持って行く。

 次に、服装についてであるが、基本的に自由である。就職活動の一環だからと、気を張ってスーツで臨む必要はない。
実際に私は殆ど私服で行ったし、説明会の帰りにスーツのまま受験会場に寄って受験する人も多い。
個人的には、なるべくリラックスできる服装で行くのをおすすめしたい。

 試験会場では、筆記用具と計算用紙を渡されて、専用のPCの前に着席する。
一度入室してしまうと、試験が終わるまでは外に出ることができない。トイレなどは事前に済ませておこう。
やむを得ない事情で試験を中断すると、そのままの点数が企業に送信されてしまう。
適性検査それ自体は単純なテストだが、このようなミスで希望している企業を諦めないといけないのは悲しいことだ。

 一度テストセンターで受験すれば、その後他の企業への提出に前回の結果を使い回すことができる。
ただし、受験者は自分のテスト結果が何点だったのか知ることはできない。
できれば、本命の企業よりも前に、何回か練習として受験し、手応えを掴んでおいたほうが良いだろう。

 以上が、テストセンターでの適性検査受験の段取りである。
問題の内容や、PCを使っての回答方法などは、就職活動支援サイトや対策本を参考にしていただきたい。

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混同しやすい適性検査

適性検査というと、採用活動で行われているものがありますが、それ以外にも適性検査と呼ばれる試験があります。
例えば、自動車の運転をするための運転適性検査。
これは、特にその検査結果によって何かが評価されるわけではありませんが、その適性検査の結果を自分が知ることによって、せっかちな性格なのかのんびりしているのか、といった傾向を知ることが出来ます。
それによって、せっかちな人は意識して焦らないようにする、おっとりした人はもらい事故に気をつけるなど、自分の傾向に合わせた注意をするという目的があります。

また、他にも適性検査と呼ばれるもので中高一貫教育学校の入学前に行われるものもあります。
これは、いわば入学試験のようなものですが、試験の点数のみで合否を決するものではなく、あくまでも検査という名目で行われているものなので、適性検査と呼ばれています。
しかし、実際には学習塾が適性検査対策を行うようになっていたりと、事実上の入学試験と変わらないのではないかという声も挙がっています。

このように、適性検査という呼び名で様々なテストが行われています。
呼び名が同じですが、混同しないように注意しましょう。



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適性検査の限界を理解する

採用活動において、適性検査試験の結果は数少ない客観的なデータとして重用されています。
履歴書の内容は通常ウソはありませんが、面接の回答やエントリーシートの内容については、面接対策マニュアルなどもあることから、受験者本人の本質をそのまま表しているとは言いがたいためです。

その点において、筆記式で統計的に測定される適性検査試験の方が、出てくる結果の客観性は高いと考えられます。

しかし、適性検査試験も測定することが得意な能力と、そうでないものがあります。
例えば、受験者の意欲、指向性や文章読解能力といった要素に関しては測定することは容易です。
一方、企画力や創造性といった部分に関しては、試験の質問で数値化して測定することは困難です。

そのため、そういった部分に関しては、適性検査試験以外のところで見極める必要があるということです。
適性検査試験は万能ではありません。
限界があるということを理解した上で、有効に活用することが採用活動を成功させることにつながっていくと私は考えます。

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無料の適性検査サイトってどうなの

採用の適性検査とは、企業が多額のコストをかけてシステムを導入して、採用活動で実施するものです。
そのため、資金力に余裕のない中小企業ではなかなか適性検査試験を大掛かりに行うのは難しいという側面があります。

一方、インターネット上では適性検査試験のようなWebフォームによるテストがいくつもあります。
適職検査とか、ちょっと占いや心理テストに近いようなものもありますが、製品版の適性検査ツールとの違いはどんなものなのでしょうか。

人事コンサルティング会社の社長のコラムでこれに言及されていましたが、最も大きな違いは、検査結果に対する分析の深さだということです。つまり、回答のパターンに対して、その分類の仕方やバリエーションの数が圧倒的に違うということです。

適性検査とは、統計で測るものとも言えます。
そのため、参考となるサンプルの量と質が、その精度に影響を与えることは疑いようがありません。
そういったサンプル数もあまり無く、限られた選択肢の中から傾向を出されてしまうと、確かに結果としては正確性に欠けると思われます。

製品版も完璧な検査が出来るというわけではありませんが、出てくる情報の信頼性という点では無料版とは大きな違いがあると思います。

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適性検査と面接

適性検査試験は、試験結果による客観的なデータを見ることによって、採用面接の判断材料を補完するという役割を持っています。

しかし、適性検査ソフトなどは高額で、導入に数百万円かかるということもざらです。
そのため、採用コストをそこまでたくさんかけられない中小の企業では、詳細な適性検査を行うことが出来ません。

しかし、だからと言って簡易版の適性検査ソフトのようなもので代行してしまうのも危険です。
安価なものは、その分析パターンが作りこまれておらず、アバウトな分類と分析結果を返してしまうこともあり、逆効果となるおそれもあるからです。

もちろん、高価な適性検査ツールが万能だとは言いませんが、数多くの事例を元に母数の大きな中から分析され、作られたツールのほうが信頼性が高いというのは間違いありません。

採用にコストをかけるのが難しければ中途半端に適性検査試験を行って採用活動をするよりは、面接官の熟練度を上げることに注力したほうが、結果的には良い採用ができる、と言う考え方もあると思います。

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